– 第12話 –
ほかのフィールドミュージアムも見てみよう!
鳴く虫と郷町

【パ】みなさんこんにちは!今日は丹波地域を離れて、伊丹市まで足をのばしています。

 

【ち】いつもいる「たんば」とは少し違ったまちなみだね!ところでパパ、ここには何をしに来たんだっけ?

 

【パ】ふふふ、実はここも、最近僕たちが調べている「フィールドミュージアム」の1つなんだよ。

 

【ち】え~!僕たちがいつもいる元気村かみくげの「ふぃーるどみゅーじあむ」と、全然違うよ!ここも、僕たち恐竜のことがよくわかる「ふぃーるどみゅーじあむ」なの?

 

【パ】それが、ちょっと違うんだ。ここ伊丹市には、珍しい昆虫などが展示されている「伊丹市昆虫館」もあり、昆虫でとても有名なんだ。

 

【ち】そうか!じゃあ虫の「ふぃーるどみゅーじあむ」なのかな!

 

【パ】そうなんだよちー太!特に伊丹市の中でもこの郷町では、鈴虫やコオロギなどの鳴く虫がまちの人たちにとても愛されているんだ。そこで、この街全体で虫の声を楽しむためのイベントや展示が行われることになったんだ。そのイベント「鳴く虫と郷町」を今日は見に来たんだよ。

 

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【ち】スズムシさんや、コオロギさんに会えるのも楽しみだね!

 

【パ】ここでは、伊丹市昆虫館のさかもとさんに案内してもらえるよ!ついて行ってみよう。

 

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【パ】あんな風に、鳴く虫の虫かごを展示することで、町中で虫の声をきくことができるようになっているんだよ。

 

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【パ】街路樹だけじゃなくて、店先にも虫かごが置いてあるんだ。まさにまち一環となった展示なんだね。

 

【ち】鳴く虫のグッズもいろいろ売っているね!僕ほしくなってきちゃうよ!

 

 

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【パ】ここが、この「鳴く虫と郷町」イベントの中心となっている「郷町館」だよ。由緒ある酒蔵なんだ。

 

【ち】虫かごの隣に虫の名前と解説が書いてあるね!ふむふむ…なるほどー!

 

【パ】一通り見て回った後は、さかもとさん他、この郷町展の中心メンバーにお話を聞こう!

 

 

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【パ】(ちー太はあまりわかっていなさそうだから…説明してあげよう!えへん)伊丹市は、市街地がとても元気な街で、マルシェがあったり、まちなかにバルがあったりして地域がとても元気になっているんだ。この鳴く虫と郷町展もそんな取組のうちの一つなんだね。

 

【ち】イベントの間は、コンサートがあったり、虫かごなどの工作ができたり、展示があったりしてとても楽しそうだね!ぼくたちのフィールドミュージアムも、楽しいことがいっぱいできたらいいなあ!

 

【パ】(ち、ちー太、よく分かっているなぁ…)私たちのフィールドミュージアムでも、楽しいことがいっぱい行われる予定だよ。そのアイディアを今は考えているんだ。

 

【ち】えー、どんな案だろう?

 

【パ】それはまた次回、ゆっくり教えてあげるよ!