兵庫県立柏原高校の1年生(平成23年度)の皆さんに、自分の身の回りの方に、昔語りをお願いして、聞き書きをしていただきました。
そのなかから、いくつかをご紹介します。かつて丹波地域、あるいはその周辺でどのような暮らしが行われていたか、想像する手がかりにしていただければと思います。
子供のころはね、おばあちゃんらぁは、山にね、山いちごを取りに行ったりね、食べもんがなかったさかい、山いちごやふなめを食べたりなぁ。ふなめ言うたら、桑の実。それが、紫色になりよったら食べられよってん。
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仕事はずっと大工をしてたけど、今は引退してもっぱら家で畑仕事やらしてますね。
子供の頃からこんな田舎ですごしてますから、小さな時の遊びは、山に入ってまきを取ってくるのにちょこちょこ寄り道したりしてて...
私らぁの子どもの時ゆうたら、おやつは、秋になったら、つるし柿作ったときにでる柿の皮じゃ。それから、畑で生のそら豆食べたり、桑の木のふなめ(桑の実)つみもって食べよった。食べたら唇が紫色になりよったわ。...
遊びがな、いなご獲りとかめいらん獲りとかな、んもう毎日。
めいいらん獲り言うてな田植えする前に今やったら苗は買いよってやみたいやけど昔は「なわしろ」っていうのがあって、稲の苗が作ったんねん。その苗を...
うちの家でのお正月料理はな、元旦におせちとお雑煮を食べるんや。それと7日には、七草がゆを食べて、15日には小豆がゆを毎年食べるんやで。
おせちの内容言うたら丹波の黒豆やろ、それからごまめ田作りに酢ご...
春や秋は、広い場所でSけんとかケンケンパーをしとったねえ。
冬は、長靴がなかったからピンピン靴のゴム靴をはいて、雪を富士山のようにしてあそんどった。お正月は、外で薄い羽根で羽根つきをしたり、男子は凧...