– 第13話 –
プレパレーターってどんなお仕事?
奥岸さん聞き書きレポート

 

まだまだ謎の多いフィールドミュージアム構想!今回は、聞き書きのプロである一般社団法人ROOTのみゆきさんにくっついて、篠山市にある「丹波並木道中央公園」に行ってきました!お話をお聞きしたのは、「プレパレーター(preparator)」と呼ばれるお仕事をしている、奥岸あきひこさん!

 

奥岸さんとパシャリ!(左からちー太、奥岸さん、みゆきさん)

 

 

突然ですが、みなさんは「プレパレーター」というお仕事を知っていますか?

 

日本国内には数十人しかいないというプレパレーターさんは、どうやらぼくのご先祖さんや他の化石さんたちを、研究者さんたちと協力して発掘したり、修復したりする、「化石の技術者さん」のことだそうです!研究者さんたちがこわれやすい化石をきちんと研究できるように「クリーニング」したり、研究者さんたちだけじゃなく、新しい発見をみんなが見られるように展示用レプリカをつくったり、化石標本の管理をしてくれるプロフェッショナルなのです!あきひこさんは、「1000年後も化石がそのままの状態で残るようにするお仕事」だと、教えてくれました。

 

 

 

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「聞き書き」とは・・・・?

「聞き書き」とは、一人の「話し手」と一人の「聞き手」が一対一でお話を伺います。話し手の方の生活や考え方、お仕事のお話などを伺い、それまで歩んでこられた人生が浮かび上がるような文章にまとめていくことです。

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化石が見つかるたびに、ぼくたちの知らない地球の歴史が分かるかもしれない!。もしかすると、今までの歴史をひっくり返してしまうかもしれない!!そんな未知の発見がある現場で働くあきひこさん。そのわくわくする体験を、ワークショップとして小学生を対象に開催しているようです!「化石っておもしろい!」「発掘って楽しい!」、そんなことを思ってもらえれば嬉しいと、楽しそうにお話ししてくれたプレパレーター・奥岸さんに、会いにいっていませんか?

 

【奥岸さんの化石発掘体験を覗いてみたよ!】

写真提供:兵庫県立丹波並木道中央公園

 

 

 

 

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【奥岸さんの化石発掘体験に行ってみたいみんなへ】

 

丹波・篠山地域は、日本で有数の貴重な発見が多い場所。もしかすると、体験中にとんでもない発見ができるかも…!化石発掘ができる方法が2つあるよ↓

 

◆ 兵庫県立丹波並木道中央公園「化石発掘体験会」

※毎年4~10月に開催しています!あきひこさんにも会えるかも!

http://www.hyogo-park.or.jp/tanba/

 

◆ 兵庫県篠山市内の小学校にて6年生になる!

→これは、お母さんに相談してね!

 

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