【ち】ねえパパ!この間は、「だいがくせー」のお兄さんやお姉さんたちとあそんだけど、今日は「こーこーせー」のお兄さんとお姉さんに会えるんだって!
【パ】そうだね!でも今日は、高校生の生徒さんたちがアイディアを出し合ったり、考えたり、話し合ったりするから、邪魔にならないようにするんだぞ、ちー太!
【ち】うん!ぼくできるよ!
【パ】(ちょっと不安だが…まあいっか)
【パ】私たちが最近調べてきた、「フィールドミュージアム」についてのお話をしているんだ。この後、このフィールドミュージアムでどんなことができそうかというのを、高校生の人たちに考えてもらうんだ!
【ち】すごーい!どんなアイディアが出てくるんだろう!
【パ】いろいろなテーマに沿ってアイディアが出されているね!観光に来た人にどんなイベントをしたらいいか、とか、ホームページではどんなことを乗せたらいいと思うか。そして、か、拡張経験?を使った演出のアイディアなども出してもらっているよ。
【ち】えっ、「かくちょーけいけん」ってなあに、パパ?
【パ】えっ…ち、ちょっと待ってなさい。
【パ】わ、分かったぞちー太!拡張経験というのは、このフィールドミュージアムのために生み出された新しい言葉なんだ。公園などにいろんな看板などの展示を行って、その展示からスマートフォンなどを使ってコードを読み込んで、解説が見られたり、楽しい画像や説明が見られたりすることなんだ。
【ち】ふ、ふーん?なんかむずかしそーだけど、それでどんなことができるんだろー?
【パ】例えば、今だったら、地層のところに看板を設置して、スマートフォンでその看板を読み込むと、スマートフォンではその地層に住んでいた恐竜たちの同窓会の様子が見られたりするんだって。丹波竜さんの化石が発見されたところでは、新聞記者になって丹波竜死亡の謎に迫ったりもできるんだ。
【ち】へー!それは楽しそうだね!
【パ】今度、フィールドミュージアムで実際に見られるみたいだよ。
【パ】ふむふむ…テーマソングの作曲、関連グッズをネット販売する等…いろんなアイディアが出されているね。
【ち】お兄さん、お姉さんの新しいアイディアがたくさん出て、これからますますフィールドミュージアムが楽しくなっていきそうだよ!