– 第4話 –
探検団について行け!お寺に恐竜!?
〜中編〜

【ち】こんにちは!ちー太です!僕とお父さんは今、「ふぃーるどみゅーじあむ」のヒントを探しています。そこでたまたま出会った冒険家さんみたいな人たちについてって、そのヒントを探しているところです。

 

【パ】ちー太、上手に説明できたね。そうなのです。私たちはこの冒険家の人たちについて先ほど「広田の吊り橋」で驚くべき発見をしたのです!そして今回辿りついたのは・・・・・お寺?

 

 

【ち】お寺と「ふぃーるどみゅーじあむ」、なにか関わりはあるのかな?

【パ】ふむ・・・。とりあえずちー太、話しを聞いてみようじゃないか。

 

 

【ち】どうやら、住職さんがお寺に隠された謎を話してくれるらしいぞ。

【パ】龍魂寺の龍って、もしかして「恐竜」のことじゃない?!?

 

 

 

【住職さん】龍魂寺は開山から420年余りたつお寺です。なぜ「龍寺」と呼ばれるか?その由来は皆さんご存知の「丹波竜」の化石が発見される直前の平成18年に、檀家さんから寄贈された木の樹木を境内に植樹しようとした時のことでした。

 

【パ】木を植えようとした時に・・・・?

 

【住職さん】なんと境内の土を掘り返していると、竜の形をした石が見つかったのです。恐竜の発見を予告した霊験あらたかな石が見つかったことで、「龍魂寺」と呼ばれる由縁がより一層明らかになったのです。その石が・・・・・

 

 

【住職さん】それに・・・・

 

 

【住職さん】この尻尾は、丹波竜がテレビ朝日のニュース番組「ニュースステーション」で取り上げられた際に使われた等身大と推定した、約6メートルの丹波竜の尻尾の模型です。せっかくなので、こうやって境内に展示しています。

 

【ち】お父さん!こここっっこわいよ〜TT 僕の尻尾、まだついてる!?

 

【パ】ちー太、落ち着きなさい。どちらも本物ではないからね。(私も驚いた・・・・汗)でも、これは驚いたね。龍魂寺というのは400年前からあったのだから、もしかしたらこの龍塊寺と名付けた人たちは、私たち恐竜の存在を感じていたのかもしれないね。

 

【ち】ぐすっ・・・・(涙)。うん、なんだかいろんなヒントが見つかってる気がするね?

 

【パ】そうだね。この冒険家の人たちはこの地域のことやご先祖さんのことを熱心に勉強しているようだし、もう少しついていってみようか!

 

【ち】うん!!(今度はこわくないところがいいな・・・・)