ようやく正式な名前がついたものの、丹波竜とその死亡した時代、風景、出来事など、まだまだ謎は多い。
■見つかっていないもの
丹波竜は、多くの骨が見つかっているが、首の骨と足の骨はほとんど見つかっておらず、頭の骨も下あごと首の付け根付近の骨以外、ほとんど見つかっていない。
丹波竜がどんな恐竜だったのか。どんな生活をしていたのか、どのように亡くなったのかを知るためには今以上の手掛かりが必要になるだろう。
■続く調査・研究
現場から発見された化石は、丹波竜のほかにも数多く、現在も発見された化石から石の膜をはがす「クリーニング」と呼ばれる作業などが続けられ、研究に付されている。
今後の調査・研究に期待したい。